自動車業界技術交流会 ( 2020/10/22 )
本ページについて
- 2020/10/22(木) 14:00~17:00 オンラインにて、D-Case 部会は自動車業界技術交流会を開催いたしました
- 本ページではその発表内容を公開いたします
参加メンバと発表内容
- 計 8 名が参加
- 松野裕 (日大)
- 松野が参加したJASA WG、METIとDEOSの交流会の内容についての報告
- JASA WGではコロナ時代に必要なソフトウェアアプリケーションに関するブレインストーミングを行った
- METIとDEOSの交流会では、DEOSの考え方を適用する新しい分野の検討をした
- 斎藤功 (ベリサーブ)
- ベリサーブ社で社内研修として実施するD-Caseワークショップ(11、12月実施予定)の準備状況について、報告した
- 堂向正樹(NTTコムウェア)
- NTTコムウェア社で検討している超上流でのD-Caseの活用、Open Group O-DA国際規格の新しい版の進捗状況について報告した
- 大村一世(日産)
- 主に自動運転に関する国際規格SOTIFのDIS版(年明け正式発行)の概要(PASからのバージョンアップのポイント)紹介をした
- 大村さんは自動車技術会で、SOTIFへの日本提案のとりまとめをしている
- SOTIFではD-Case、DEOSの考え方が反映されていることを紹介した
- コミュニケーションを重視するD-Caseの考え方がAnnexに記載されていることを報告した
- また、SOTIFではGSNの記載が増えている(ドイツ、イギリスなどが主に提案)ことを報告した
- 越山勉(日大、博士課程学生(社会人))
- 博士課程で研究中のD-Caseのパターンを用いた、D-Caseワークショップの案に関して報告した
- 提案しているD-Caseパターンは既存で公開されているGSNをできるだけ調査し、6パターンとして集約したものである
- 提案パターンを用い、日本発の安全性コンセプトモデルであるSCDLを組み合わせたワークショップの案を報告した
まとめ
- ベリサーブ社でのD-Case社内研修、越山さんのD-CaseワークショップにD-Case部会として協力する
- UL4600の影響もあり、SOTIFなどでGSNの重要性が増していることから、これまでのD-Case/GSNワークショップのノウハウを用いて、SOTIFを対象としたD-Caseワークショップの実施を検討していく
- 次回は年末に実施予定
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