オープンシステムディペンダビリティ(OSD)
現代のコンピュータシステムは常に変化しつづける目的や環境に対応し、未知の障害をマネージし、サービスをできうる限り継続し、障害時には社会に対して説明責任を果たさなければなりません。私たちはこの開放系対応力を「OSD:オープンシステムディペンダビリティ(Open Systems Dependability)」と呼びます。
利用者がシステムに期待する便益を安全にかつ継続的に提供できる
- システム運用開始後の要求の変化に適応できる(変化対応)
- システムの障害要因を顕在化する前にできる限り取り除くことができる(未然防止)
- 障害が顕在化した後に迅速かつ適切に対応し、影響を最小とすることができる(障害対応)
ステークホルダーや社会への説明責任を全うできる
- 全ライフサイクルでの要求と実現に関する合意形成の構造的記録と履歴がある(合意履歴保持)
- 合意に基づいたシステムの運用状況の監視と詳細な記録がある(監視と記録)