D-Case
「DEOSプロセス」を適用する事により享受できる最大の利点は、ステークホルダ間で要求の変化に対する 合意議論を充分に行う事ができ、合意結果/結論に至った理由/議論の経緯を記録する事ができる点です。 私たちはそのような合意を形成するための方法を「D-Case」と名付け、合意記述の記法に基づいて 作成された合意文書もまた「D-Case」と呼びます。
「D-Case」は次の4点を必ず記述する事により、議論をより深く構築する為の枠組みを提供します。
- 主張(Claim)
- 主張に対する系統的な議論(Argumentation)
- この議論を裏付ける証跡(Evidence)
- 明示的な前提(Explicit Assumption)
D-Case
「D-Case」は「DEOSアーキテクチャ」において、障害時に適切かつ迅速な対応を取ることを実現する要です。 また「D-Case」は、障害の原因究明や説明責任の全うを強力に支援します。
- D-Case構文定義書 (PDF 2.18MB)
- DEOS概説ビデオ
- 変化しつづけるシステムのサービス継続と説明責任の全うを目指して (88.2MB 5分44秒)
- DEOSプロセスとD-Caseの秘密 (129MB 7分02秒)
- D-Case適用事例
D-Caseを実際に起きた事故/事件に適用した例をご紹介します。
※D-CaseはFirefox (Version 20~) 又は Chrome (Version 26~)でご覧になれます。- 適用事例1 : 2011年の大手銀行の障害
概要 (PDF 約632KB)
D-Case part1 (Goal1~Goal4)
D-Case part2 (Goal3にフォーカス)
D-Case part3 (Goal4にフォーカス)
D-Case part4 (D-Case 全体図) - 適用事例2 : 2012年のPC遠隔操作による誤認逮捕
概要概要 (PDF 約540KB)
D-Case part1 (Goal3にフォーカス)
D-Case part2 (Goal4にフォーカス)
D-Case part3 (Goal5にフォーカス)
D-Case part4 (D-Case 全体図)
- 適用事例1 : 2011年の大手銀行の障害
- サンプル動画:「D-Case」と「DEOSアーキテクチャ」が連携したシステム ( 11.5MB 2分27秒 )
※ 動画には音声ナレーションが付いています